育毛剤や化粧品のエタノールと無水エタノールの違いについて

最終更新日: 2017年5月4日



エタノールと無水エタノールの違いのイメージ画像

 

以前育毛剤にアルコールは頭皮や毛根に悪い?その用途や目的について
というお話で

女性の育毛剤や化粧品に含まれるアルコール類は肌や頭皮に悪いの?

ということについてお話させていただきました。

その中でも若干だけ触れているのですが、
エタノールだけでなく、無水エタノールというのも登場しています。

しかも育毛剤や化粧品などにも片方だけでなく両方配合されていることも多いです。

というわけで今回は女性の化粧品や育毛剤などに配合されている
エタノールと無水エタノールの違いについてのお話をしていきたいと思います。

 

エタノールと無水エタノールのそれぞれの特徴

では早速本題に入っていきます。

まず一番違うのはそのアルコール濃度です。

無水エタノール・・・・・・エタノール99.5vol%以上
エタノール・・・・・・・・・・エタノール95.1~96.9vol%
消毒用エタノール・・・・エタノール76.9~81.4vol%

という感じになるのですが、

これをみてお分かりいただけるようにアルコールの濃度が違います。

無水エタノールが一番アルコール濃度が高く、
消毒用のエタノールになると約70%~80%に設定されています。

 

無水エタノール

ほぼ100%アルコールでできています。

特に油汚れを落とすのには一番最適とされています。

また最近では手作りコスメで化粧水などを作られる方も増えているのですが、
無水エタノールのほうが可溶化といって成分同士を混ざりやすくしてくれるので
オススメです。

また消毒用エタノールIPというエタノールにイソプロパノールを混ぜたものもあるのですが、
これは脱脂力がかなり高いのであまり手作りコスメには向かないので注意してください。

 

消毒用エタノール

実はアルコール濃度が約70%~80%のほうが殺菌効果が
一番高いとされていますので消毒用エタノールが消毒に一番向いています。

もちろん油汚れを落とすのはエタノール、消毒用エタノールともに
問題なく使用できます。

また手作りコスメとして無水エタノールの代用も可能だとされていますが、
アルコール濃度的に無水エタノールのほうが純度が高いため、
成分同士を混ぜる働きは無水エタノールのほうが良いといわれています。

 

エタノール

ドラッグストアなどで販売されているエタノールは
先ほどの無水エタノールとエタノールそしてもう一つ消毒用エタノールIPに加え
エタノールもあるのですが、これはそのままアルコールのことですね。

これは用途的には清拭や消毒どちらもこなせます。

ではなぜまた別で作ってあるのかというと、個人的な考えですが、

多用途でバランスが良いから

だと思います。

特に非常時で持っておいたほうが良いのはこのエタノールだと思います。

なぜなら消毒と清拭、さらにはお湯のない環境でシャンプーの代わりにもなるからです。

 

育毛剤で使われているアルコールの違いって何?

これについてはいろいろと調べてみたのですが、これといった答えが見つからずに
困っていますので、逆にだれかご存知でしたら教えていただきたいです。

たぶんアルコール濃度による特徴の違いからそれぞれの特性を生かすために
どちらも配合してあるのだと考えられます。

ちなみに女性用育毛剤に比べ男性用の育毛剤のほうがアルコール類が多く
配合されている傾向にあるといわれています。

それは男性のほうが皮脂量が多いことなどが理由だと考えられるのですが、
皮脂量の少ない女性が使うことで刺激が強かったりする可能性があるので
使うこと自体は良いのですが、そういった面でも使い際は注意が必要です。

ただどちらにしても女性用の育毛剤を選ぶ時には
あまりに高濃度にアルコールが配合されているものでなければ気にしなくてもいいと思います。

 

まとめ

今回の話をまとめると

  • 無水エタノールは高純度のアルコールであり油汚れを分解する効果が高いので
    掃除などに向いている。
  • 無水エタノールは可溶化する働きもエタノールに比べ高いため手作りコスメに向いている
  • 消毒用エタノールはアルコール濃度が80%前後と一番殺菌力が高い
  • エタノールはバランスが良く清拭、消毒どちらにも良い
  • 男性用の育毛剤は女性用に比べアルコール類が多く配合されているので
    使う際は注意が必要

ということになります。

今回は以上です。

ありがとうございました。



サブコンテンツ

ページのトップに戻る