女性ホルモンの減少やバランスの乱れが薄毛の原因になる

最終更新日: 2017年5月5日



女性ホルモンのイメージ画像

 

薄毛に悩む女性の年齢は主に40代、50代の方が多いと思います。

最近では20代、30代の女性の薄毛も増えてきていますが、
それでも40代以上の方の薄毛が増えてくるのは
女性ホルモンが大きく関係しているといわれています。

というわけで今回は

  • 女性ホルモンと薄毛の関係性について

というテーマでお話していきたいと思います。

 

女性ホルモンについて

ではまずは女性ホルモンについてお話していきますね。

男性、女性ともどちらも男性ホルモン、女性ホルモンを持っています。

女性の場合はもちろん女性ホルモンの割合が多く、
その働きのおかげで女性らしい体やキレイな髪の毛などを保っています。

皆さんも耳にしたことがあると思いますが、
女性ホルモンには2種類あって

  • エストロゲン(卵胞ホルモン)
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)

の2種類があります。

 

エストロゲン

別名卵胞ホルモンとも呼ばれており、
他にも

【美のホルモン】

なんていう呼び名もあります。

その名の通り髪や肌のツヤを作ったり女性らしい体を
作るために働いてくれます。

細かく言うと

  • 乳腺細胞を増やす
  • 卵巣の排卵をコントロール
  • 脂肪の代謝をコントロール
  • 女性らしい意識の形成

などに関わってくるそうです。

余談ですが女性のほうが男性より身長が低いのも
このエストロゲンが関わっています。

 

プロゲステロン

プロゲステロンは別名黄体ホルモンとも呼ばれ、
【母のホルモン】とも呼ばれます。

というのも

  • 子宮内膜を厚くする
  • 体温を上げる

など妊娠に必要な働きをコントロールしています。

またエストロゲンに比べ非常に分泌量が少なく、
割合でいうと

200:1

くらいが正常な割合だと言われています。

また精神的にも心を穏やかにするはたらきも持っています。

 

以上2つの女性ホルモンについてお話していきましたが
この2種類のバランスで女性の体の美や健康は支えられています。

逆にこのバランスが崩れてしまうと女性の体に大きく影響します。

一番身近なものでいうと毎月ある【生理】がそれに当たりますよね。

生理中にはこの2つのホルモンのバランスが崩れてしまうので

  • 皮脂が多く分泌される
  • 体調を崩す
  • 精神的に不安定になる

といった症状が起きやすくなります。

個人差はあると思いますがこの症状はホントにつらいですよね。

 

女性ホルモンは7の倍数で変化していく

そしてこの女性ホルモンは【7の倍数】で分泌量が上下していきます。

7歳、14歳、21歳のときにどんどん分泌量は増加していきます。

そして28歳でピークを迎えます。

そしてそのままピークを維持しながら今度は

35歳、42歳、49歳、56歳、63歳、70歳…

とどんどん減少していきます。

特に35~42でガクッと下がり、
更には42~49では急激な下がり幅で減少します。

この急激な女性ホルモンの減少がみられる

45歳~55歳(ここは7の倍数ではないですが)の間が
よく女性の皆様が悩まされている

『更年期』

と呼ばれる年齢になります。

更年期になるといろいろな体調のや精神的な変化に
悩まされる方が多く、女性の中では大きな問題だと思います。

女性の薄毛もその一つですね。

また7の倍数でいう49歳~56歳くらいに閉経するといわれています。

そしてそのまま63、70、77、84、91とそこからはほぼ横ばいに少しづつ
ホルモン量は減少していきます。

ちなみに女性の平均寿命は86歳と言われています。

 

女性ホルモン量の基準値について

というわけで女性ホルモンの分泌量は7の倍数で変化していく
ということですが、

女性ホルモンの基準値

というものについてもお話していきたいと思います。

更年期症状でお悩みの女性は一度検査してもらったことが
あるかもしれませんが、知らない方が多いと思います。

知ってどうこうではないのですが、
一応こういう基準値があるんだな~くらいに見てもらえたらと思います。

 

エストロゲンの基準値

というわけでエストロゲン(エストラジオール)の基準値を調べてみました。

 

卵胞期(月経開始~排卵まで)

19.5~144,2pg/ml

排卵期

63,9~356,7pg/ml

黄体期(排卵後~月経前まで)

55,8~214,2pg/ml

閉経後

32.2pg/ml

 

のようになります。

ちなみにpg/mlというのは【ピコグラムパーミリリットル】という読み方をするそうです。

1ミリリットル中に○ピコグラムの量が存在するという単位です。

上記の数値を見てもらうと分かるように
エストロゲンの量は生理周期などによってかなり変動します。

この変動があるために女性は体調が変化しやすいと言われていますね。

この月経開始前~月経時までの変動による体調変化を

PMS(月経前症候群)

と言い、多くの女性はこの時期の体調の変化に悩まされています。
もちろん個人差はありますが、ひどい方は動けないくらいつらいようです。

また数値を見る限り閉経後は、ピーク時と比べると
約10分の1くらいになっています。

これを見るといかに減少するのかというのがよくわかります。

 

女性ホルモンは一生でティースプーン1杯分しか分泌されない

このように年齢や生理周期によって分泌量が変わってくる女性ホルモンですが、
なんと驚くことにその一生で分泌される量が

ティースプーン1杯

と言われています。

「少なっ!!」

とおどろいてしまいますね。

たったそれだけの量で女性を守ってくれているので
より大切にしていかなければなりません。

 

女性ホルモンと女性の薄毛の関係について

女性ホルモンの説明は以上です。

では女性ホルモンと女性の薄毛はどのように関係してくるのでしょうか?

女性の薄毛と女性ホルモンとの一番の関係は

女性ホルモンには髪の毛の成長期を維持する働きがある

ということです。

ですが更年期よって女性ホルモン量がガクッと減ってしまうと

  • 髪質の変化
  • 髪が細くなる
  • 薄毛、抜け毛

といったように女性の薄毛や抜け毛につながっていきます。

また更年期ではなくても

  • 生活習慣の乱れやストレス
  • 30代のプレ更年期と呼ばれる時期

は女性ホルモンバランスが乱れやすくなり、
同じように女性の薄毛や抜け毛の原因があります。

20代、30代の女性で薄毛に悩んでいる方の原因にも
女性ホルモンバランスの乱れは大きく関係しているのですね。

30代のプレ更年期については
30代から始まるプレ更年期-肌や髪や心の変化とその対処法について
にてお話していますので参考にしてくださいね。

以上が女性ホルモンと薄毛の関係になります。

 

更年期の薄毛はFAGAといいます

年齢にかかわらずに女性の薄毛の要因は多々あるのですが、
特にこれまで説明したような更年期などによるホルモン減少やホルモンバランスの乱れによる薄毛を

FAGA(女性男性型脱毛症)

と言います。

ただこれは男性型脱毛症(AGA)のように局部的に薄くなっていくわけではなく
全体的に薄くなっていく

びまん性脱毛

と言われる全体的に薄くなっていくパターンになりやすいです。

ただそれが進行していって重度になってくると
トップや生え際といった部分が局部的な薄毛に見えてしまうこともあります。

 

女性ホルモンの減少にはどのように対処していけばいい?

女性ホルモンの減少していくことは仕方のないことですが、
それに対してはどのように対処してけばよいのでしょうか?

ここで一番大切になってくるのは

この女性ホルモンの減少にどう向き合っていくか?

ということで、これは薄毛のみならず女性の健康や心の安定にもつながっていきます。

アプローチの方法は様々なのですが、
ざっくり説明すると、

  • 食事
  • 漢方
  • サプリメント
  • 運動
  • HRT(ホルモン補充療法)
  • ピル

などが挙げられます。

またここでもう一つポイントなのは女性の健康は

  • 自律神経
  • 免疫力
  • 女性ホルモン

この3本柱で成り立っているということです。

この3つの要素を意識した全体的なアプロ―チをしていくことで
女性の人生を非常に豊かなものにするサポートをしてくると思います。

それについては
更年期と女性ホルモン-自律神経と免疫力を鍛えて女性の薄毛を克服!
にてお話していますので参考にしてくださいね。

 

まとめ

今回は女性ホルモンと女性の薄毛についてお話していきましたが
まとめていきますと

  • 女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類がある
  • エストロゲンは【美のホルモン】、プロゲステロンは【母のホルモン】と呼ばれている
  • 女性ホルモンの分泌量は7の倍数で変化していき、42~49くらいでガクッと下がる
  • 女性ホルモンは髪の毛の成長期に関わっており、減少することで
    髪の成長期が短くなり女性の薄毛につながる
  • 女性ホルモンの減少による女性の薄毛をFAGAという

以上です。

すこしややこしいお話もあったと思いますが
参考にしてくださいね。

ありがとうございました。



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