薬膳料理は女性の薄毛に良い?毎日の食事にどう取り入れたら良いの?

最終更新日: 2018年1月29日



女性の薄毛の改善に薬膳料理の食生活を取り入れる

 

女性の薄毛の改善に薬膳料理の食生活を取り入れる
女性の薄毛と食生活というのはとっても大きく関係しています。

特に現代人女性のの食生活は乱れがちで栄養素の
偏りが見られるため薄毛になりやすい食事ともいえます。

薄毛に悩む女性に良い食事については
薄毛に悩む40,50代女性の食生活は【まごはやさしい】がキーワード
にてお話していますが、

当サイトでは女性の薄毛を東洋医学からみたお話もしています。

というわけで今回は

  • 薬膳料理と女性の薄毛

というテーマでお話をしていこうと思います。

 

薬膳料理って何?

テレビや雑誌などでもたまに見かける言葉である

薬膳料理

ですが実際に言うとどのようなものなのでしょうか?

薬膳とは東洋医学、中医学と呼ばれる学問で発達した
食事のことで体の健康を考えた食事のことです。

昔は【薬食同源】と考えられ薬とは食事から生まれると
考えられていたといわれています。

 

薬膳料理は4つに分けられます

この体に良い食事のこと自体を薬膳といわれる場合が
多いのですが、実際は4つに分けられ

 

1.食用

季節や環境に応じて栄養バランスの取れた食事のことです。

 

2.食養

これは美容目的やダイエット目的、老化防止目的などと目的を持った
食事のことです。

 

3.食療

食事によっての不調の改善や体質改善を目的に
した食事のことです。

 

4.薬膳

ここで薬膳が出てきました。
食療にさらに生薬をプラスすることで作った病気を
治すための食事で、食療より高い効果が期待できると
言われています。

 

薬膳料理は食材の特性を考える

薬膳料理はこのように4つの種類に大きく分けることができるのですが、
もう一つ大きな特徴として

食材の特性を考える

ということがあります。

この食材の特性というのは生薬の特性同様

五性五味(ごしょうごみ、ごせいごみ)

の考えが用いられています。
生薬の基礎知識について-実はあんなものまで生薬になっている!

この五性五味を食材で説明しますと

 

五性

 

1.寒性

体を強く冷やし熱邪を取り除く。

  • ニガウリ
  • スイカ
  • 豆腐
  • レンコン
  • タケノコ

などが代表的な食材です。

 

2.涼性

体を冷やし熱邪を取り除く。

  • 大根
  • キュウリ
  • ホウレンソウ

などが代表的な食材です。

 

3.平性

温めたり冷やす作用も持たないもの。

  • ハトムギ
  • 小豆
  • キャベツ
  • トウモロコシ

などが代表的な食材です。

 

4.温性

体の冷えを温めてくれるもの。

  • 生姜
  • エビ
  • 鶏肉
  • 羊肉
  • かぼちゃ

などが代表的な食材です。

 

5.熱性

体の冷えを強く温めるもの。

  • 山椒
  • 唐辛子
  • コショウ
  • クルミ

などが代表的な食材です。

これらが五性になります。

 

五味

食材の五味について説明しますと、

 

1.酸味

酸っぱい食べ物です。

肝臓に良いといわれており代表的なものでいうと

  • アンズ
  • ザクロ

などがあります。

 

2.苦味

苦い食べ物です。

心臓に良いといわれており代表的なものでいうと

  • ニガウリ
  • 茶葉
  • チシャ

などが挙げられます。

 

3.甘味

甘い食べ物です。

脾臓に良いといわれ代表的なものでいうと

  • 穀物
  • 果物
  • ハチミツ
  • 砂糖

などが挙げられます。

 

4.辛味

辛い食べ物です。

肺に良いといわれ代表的なものでいうと

  • 生姜
  • ネギ
  • にんにく
  • 唐辛子
  • コショウ

などが挙げられます。

 

5,鹹(かん)味

塩辛い食べ物のことです。

腎臓に良いといわれ代表的なものでいうと

  • 昆布
  • のり
  • 海草
  • エビ

などが挙げられます。

 

6.淡味

ほとんど味のない物のことです。

脾臓、五臓に良いといわれており

  • ハトムギ
  • 冬瓜
  • 白菜

などが挙げられます。

 

以上が五星五味の考え方です。

五味の場合、5つの味に『淡』がはいり実質6つの味になります。

 

薬膳料理を考えていくうえでのポイント

また薬膳料理を考えていくうえで
目的の違いによって食薬や生薬の組み合わせ方か変わってきます。

 

薬膳料理の3つのルール

その組み合わせの原則として

  • 1.補法
  • 2.瀉実(しゃじつ)
  • 3.調和

3つのルールがあります。

 

1,補法

虚弱を補うことです。

気や血などを補うというとややこしいですが、
体を温めたり、冷やしたりすることを目的とします。

 

2.瀉実(しゃじつ)

邪気を取り除くことです。

邪気と言うと分かりにくいですが、
体内にウィルスや菌などが侵入したことで起きる

  • 頭痛
  • 発熱
  • 腹痛

などといった症状に対応し、
解熱、血や気の流れをスムーズにしたりするのを目的とします。

 

3.調和

臓腑や気、血、津液の流れを調和させるのを目的とします。

これもややこしいのですが、
体のバランスを整えると考えてもらうといいと思います。

 

以上の3つがあります。

 

薬膳料理のルール②配伍七情

もう一つのルールとして【配伍七情】というものがあります。

これは実際に薬膳のレシピを立てるときに基本的には
単品で食材や生薬を使うことはなく2品以上使うことがほとんどで、
主にその時の考え方になります。

この配伍七情を説明すると

 

1.単行

単品の食材、生薬を使用すること。

 

2.相須

同じ効果、効能を持つ食材、生薬を使うこと。
それにより効果を倍増できる。

 

3.相使

一つの食材を主とし、もう一つを補佐的な役割にすることで
主の効果を増加させる。

 

4.相殺

ある食材、生薬がある食材の副作用を消すこと。

 

5.相畏

ある食材の副作用が他の食材によって軽減、緩和
されること。

 

6.相反

2種類以上の食材を合わせることで副作用が生じること。

 

7.相悪

2種類以上の食材を合わせることで、その効果がなくなり
作用が無効化されること。

 

以上が配伍七情のルールです。

最初に話した3つの原則と合わせてとても大切なルールになります。

 

体質に合う食材を取り入れていきましょう

さて今まで話したのは薬膳料理の基本的な考えですが、
もう一つ大切なのは

体質(証)に合わせた食材を取り入れる

ということです。

体質については
体質(証)に合わせた漢方の選び方-あなたの証はどれ?
にてお話していますが、

  • 実証
  • 虚証
  • 中証

という3つに分けています。

しかしここでの場合はさらに細かく8つに分けることができます。

また途中お話した五性五味の考え方も入ってきます。

 

1.陰虚

津液や陰血が不足しているタイプのことです。

痩せている人に多く、

  • 空咳
  • 不眠
  • ほてり

などがあります。

 

オススメ食材
  • 大根
  • キュウリ
  • セロリ
  • ホウレンソウ
  • 緑豆
  • ハトムギ
  • 小豆
  • キャベツ
  • トウモロコシ
  • 果物
  • ハチミツ
  • 昆布
  • 海苔
  • レモン
  • ザクロ

などがオススメです。

  • 温性
  • 平性
  • 甘味
  • 鹹味
  • 酸味

の食材です。

 

2.陽虚

陽気不足のタイプのことです。

陽気は熱を意味し、
それが不足しているため全身が冷えています。

  • 冷え
  • むくみ
  • 下痢

などでお悩みの女性はこれに当たります。

 

オススメ食材
  • 生姜
  • エビ
  • 鶏肉
  • かぼちゃ
  • 山椒
  • 唐辛子
  • コショウ
  • クルミ
  • 果物
  • ハチミツ
  • 生姜
  • ネギ
  • ニンニク

といった体を温める食材がオススメです。

  • 温性
  • 熱性
  • 甘味
  • 辛味

の食材です。

 

3.血虚

血の量が足りない、もしくは血の機能が低下しているタイプです。

顔色は蒼白、もしくは黄色なのが特徴です。

  • 手足の引きつり
  • しびれ
  • 不安
  • めまい
  • 便秘
  • 経血量が少ない

などの症状が現れます。

これも薄毛に悩む女性に多いタイプかもしれません。

 

オススメ食材
  • ハトムギ
  • 小豆
  • キャベツ
  • トウモロコシ
  • 果物
  • ハチミツ
  • 昆布
  • 海苔
  • レモン
  • ザクロ

などがおすすめです。

  • 平性
  • 甘味
  • 鹹味
  • 酸味

の食材です。

 

4.血お

血が滞っているタイプのことです。

顔色は暗く、目の下にクマができるのが特徴です。

  • 疼痛(とうつう)
  • 肌が乾燥
  • 大便が黒い

などの症状があります。

 

オススメ食材
  • 生姜
  • エビ
  • 鶏肉
  • かぼちゃ
  • 山椒
  • 唐辛子
  • コショウ
  • クルミ
  • 生姜
  • ネギ
  • ニンニク
  • 唐辛子

など体を温めるものがおすすめです。

  • 温性
  • 辛味

の食材です。

 

5.気虚

気が不足しているタイプのことです。

  • 肥満気味
  • むくみ
  • 疲れやすい
  • 息切れ
  • 多汗
  • だるさ

などの症状が現れます。

 

オススメ食材
  • 生姜
  • エビ
  • 鶏肉
  • かぼちゃ
  • 山椒
  • 唐辛子
  • コショウ
  • クルミ
  • ハトムギ
  • 小豆
  • キャベツ
  • トウモロコシ
  • 生姜
  • ネギ
  • ニンニク
  • 果物
  • ハチミツ

などがおすすめです。

  • 温性
  • 平性
  • 辛味
  • 甘味

の食材です。

 

6.気滞

気が滞っているタイプのことです。

太り気味で顔色が暗いのが特徴です。

  • イライラ
  • 抑うつ
  • 食欲不振
  • PMS(月経前症候群)

などがあります。

 

オススメ食材
  • 生姜
  • エビ
  • 鶏肉
  • かぼちゃ
  • 山椒
  • 唐辛子
  • コショウ
  • クルミ
  • 生姜
  • ネギ
  • ニンニク
  • レモン
  • ザクロ
  • ニガウリ
  • チシャ
  • 茶葉

などがおすすめです。

  • 温性
  • 辛味
  • 苦味
  • 酸味

の食材です。

 

7,痰湿(たんしつ)

津液の流れに異常があり痰湿がたまっているタイプのことです。

肥満やむくみがあり、顔色は黄色なのが特徴です。

  • 疲労
  • 眠さ
  • だるさ

などが現れます。

 

オススメ食材
  • 生姜
  • エビ
  • 鶏肉
  • かぼちゃ
  • 山椒
  • 唐辛子
  • コショウ
  • クルミ
  • ハトムギ
  • 小豆
  • キャベツ
  • トウモロコシ
  • 生姜
  • ネギ
  • ニンニク
  • ニガウリ
  • チシャ
  • 茶葉
  • 冬瓜
  • 白菜

などがおすすめです。

  • 平性
  • 温性
  • 辛味
  • 苦味
  • 淡味

の食材です。

 

8.陽盛

体が強く臓腑機能が高ぶるタイプです。

赤ら顔で声が高い、呼吸が荒いのが特徴です。

  • のどの渇き
  • 多汗
  • 食欲旺盛

などの症状があります。

 

オススメ食材
  • 大根
  • キュウリ
  • セロリ
  • ホウレンソウ
  • 緑豆
  • ニガウリ
  • スイカ
  • 豆腐
  • レンコン
  • タケノコ
  • ハチミツ
  • 果物
  • チシャ
  • 茶葉

などがおすすめです。

  • 涼性
  • 寒性
  • 甘味
  • 苦味

の食材です。

 

 

以上長くなりましたが、
このような体質に分けられそれぞれに合った食材がありますので
自分の体質に合ったものを取り入れていきましょう。

 

女性の薄毛対策には毎日の食事に薬膳料理をどう取り入れたらいいの?

というわけで薬膳料理の特徴や考え方についてお話していきましたが、

女性の薄毛対策にはどのようにして取り入れていくとよいのでしょうか?

 

薬膳料理を少し取り入れること

まず言えるのは薬膳料理と聞いて

  • 主菜
  • 副菜
  • 汁物

すべてを薬膳料理のフルコースにしようなんてことは考えないでくださいね。

めんどくさくて多分3日も続かずやめてしまうと思います。

また育ち盛りのお子さんや濃い味の好きな旦那さんなどがいるご家庭では
すこし物足りない可能性もあります。

なので

毎日の食事に一品加える

程度で取り入れるのがおすすめです。

 

あまり難しく考えないこと

もう一つ言えるのは【薬膳料理】と堅く考えすぎないほうが良いです。

あれだけ漢字ばかりでややこしい話をしておいて何なのですが、
薬膳と聞くと

  • めんどくさそう
  • 味がなさそう
  • 美味しくなさそう
  • 物足りなさそう

となんだか修行しているときに食べるような食事の
イメージをお持ちの女性も多いと思います。

実際に私もそうでしたが…。

また先ほど体質に合う食材についてお話しましたが

体質に合わない食材は一切使わない!という訳にはいかないので
軽い気持ちではじめていきましょう。

あと薬膳料理と聞いても

「調味料何を使うの?」
「どんな食材使うの?」

とたぶん全くイメージが持てないので難しく考えてしまうと思います。

ですが最近ではスマホなどでも簡単に調べることができます。

働く女性や忙しい主婦の味方である【クックパッド】
でも薬膳で調べるとたくさん載ってます。

どれも健康的なのにおいしそうなものばかりなので、
まずはそこから見ていきましょう。

クックパッドで薬膳料理を調べてみよう

 

まとめ

今回は薬膳料理を育毛に取り入れるということで
お話をしていきました。

今回の話をまとめていきますと

  • 薬膳料理は【薬食同源】の考えから作られた東洋医学の料理
  • 薬膳料理は食用、食養、食療、薬膳の4つに分けられる
  • また薬膳料理は【五性五味】の考えでつくられている
  • 人それぞれ体質がありおすすめな食材がある
  • 薬膳料理を難しく考えず料理に少し取り入れていくのがオススメ

以上です。

薬膳料理に限らず食生活を見直すことは

直接薄毛に良いというより体全体を一つとして考えて、
まわりまわって薄毛対策につながるのもの

と考えることができます。

また薬膳だけでなく冒頭参照した記事の
薄毛に悩む40,50代女性の食生活は【まごはやさしい】がキーワード
もきっと参考になると思います。

ありがとうございました。



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