果糖が女性の薄毛を悪化させる?糖化スピードがブドウ糖の10倍速い!

最終更新日: 2017年5月7日



果糖が糖化ストレスを促進させる?

女性の皆さんのなかには甘いものが好きだという方も多いと思います。

特にチョコレートやクッキーやケーキ、それに甘い飲み物である
○○ティーをはじめとする清涼飲料水、スポーツドリンクなどを
良く食べる飲むという方は多いのではないでしょうか。

これらの甘い食べ物や飲み物たちには砂糖だけではなく

果糖

というものがたくさん使われています。

実はこの果糖、体の糖化に非常に大きな影響を与えるということが
分かっています。

というわけで今回は

  • 果糖と糖化ストレスについて

というテーマでお話をしていこうと思います。

 

糖化についてのおさらい

果糖と糖化についてお話する前に簡単に糖化ストレスについて
おさらいをしていきますね。

糖化ストレスというのは体が焦げる老化を表すもので

タンパク質、脂質 + 糖質 = 糖化ストレス

という図式で表すことができます。

糖質を多くとることで体にある脂肪やタンパク質と結びついてしまい
体が焦げるような反応を起こします。

またこの時にAGEs【蛋白糖化最終生成物質】と呼ばれる
体に炎症反応などを引き起こすものも生成されてしまいます。

体にはたくさんたんぱく質、脂質がありますのでそれらが糖化されていくことで

  • 肥満
  • 肌の老化、肌荒れ
  • 女性の薄毛、抜け毛

といったものにつながります。

またそれだけではなく

  • 糖尿病
  • 動脈硬化
  • アルツハイマー
  • 骨粗しょう症

などのリスクも高まるため最近はかなり糖化については
よく取り上げられるようになりました。

特に当サイトのテーマでもある女性の薄毛と糖化は大きく関係している
ことがわかっていますので甘いもの好きの方は参考にしてくださいね。

 

果糖にはどんなものがあるの?

ではおさらいが済んだところでさっそく本題に入っていきますね。

果糖というと皆さんの中では果物に含まれる糖類だというイメージが強いと思います。

果物を食べる場合は食物繊維やほかのビタミンと一緒に摂取するため
果糖の吸収というのは非常に緩やかで体に優しいのですが、
これを果物から抽出した果糖の場合は話が変わってきます。

果糖を抽出したものには

  • 高果糖コーンシロップ
  • ブドウ糖果糖液糖
  • 果糖ブドウ糖液糖

などがあります。

もし身近に今清涼飲料水やドレッシングなどありましたら
裏を見ていただくとすぐ見つけられると思います。

 

糖化のスピードはブドウ糖の約10倍!

ではこの果糖は何がいけないのかというと

ブドウ糖より糖化スピードが10倍速いということです。

それはこれから説明しますが、
体への吸収が非常に速いことを意味します。

ということはそれだけ体急激に反応するので血糖値もぐんと上がりやすいので
糖化が起きやすく糖化によってできる悪玉物質のAGEsもたくさん生成されてしまいます。

 

なんで果糖はブドウ糖より糖化スピードが速くなるの?

ではなぜ果糖はブドウ糖より糖化スピードが早くなってしまうのか
という部分についてお話していきますね。

 

ブドウ糖の場合

ブドウ糖の場合はインスリンという膵臓から分泌されたホルモンによって細胞に送られたり、
グリコーゲンや脂肪に変えられたりしています。

 

果糖の場合

果糖の場合は消化酵素によって分解されることもなく直接腸で吸収されるようになります。

そして血液中に入るとほとんどがインスリンを介さず直接細胞に運ばれていきます。

ブドウ糖なら細胞に運ばれる前にインスリンが関与するのですが、
果糖の場合はまったくインスリンは関与しません。

その分吸収が早いのですが、
さらには体温に反応してすぐにタンパク質や脂肪を結合して糖化してしまいます。

この吸収の速さがスピードがブドウ糖の10倍以上といわれていて
糖化ストレスが進みやすくAGESがたくさん作られてしまう理由ですね。

 

果糖は分解されるとどうなるの?

さらに果糖の残ったものは肝臓の酵素によって

  • グリセリド
  • ブドウ糖

に分解されます。

グリセリドは中性脂肪で脂肪細胞に運ばれます。

この脂肪細胞がグリセリドによって太ってしまうことで肥満の原因になります。

またやっとここで果糖からブドウ糖に分解されたものはTCA回路と呼ばれる
私たちが生きていくうえでのエネルギーをつくるエネルギー回路
に運ばれ体で使われるようになります。

さらにここでも余ったブドウ糖とグリセリドは
糖質と脂質なのでここでも糖化が起きてしまい糖化してしまいAGEsが発生してしまいます。
まとめると


果糖が口から入る

消化酵素に分解されずに直接腸で吸収される

血液中でもインスリンが関与せずそのままの形で細胞に運ばれる

体温への反応も早くタンパク質と脂質とすぐに結びつき糖化する

残った果糖は肝臓でグリセリドとブドウ糖になる

グリセリドとブドウ糖が結合しAGEsが発生、一部のブドウ糖はエネルギーになる


このようになります。

 

なんで砂糖じゃなくて果糖を使うの?

ではなぜ砂糖ではなく果糖を使うのでしょうか?

果糖の中でもトウモロコシを原料としたコーンシロップの場合は
砂糖より1,5倍甘味が強いという特徴があります。

そして何より原価が安いというのも大きな特徴です。

そうなると砂糖よりコストが安く済むというメリットが生産者側にはあります。

なので冒頭で挙げたようなお菓子や飲み物にはとっても注意が必要です。

なんとなく食べ物で揚げ物や肉などを食べないように減らしていても
甘い飲み物などを飲んでいるといつまでたっても痩せることは難しいですよ。

 

疲れたときは甘いものを摂らないほうが良い?

さて色々と果糖と糖化ストレスについてお話していきましたが、
皆さんも一度は聞いたことがあるものが実は糖化を促進させてしまっている
かもしれないのでそれについてもお話してきたいと思います。

それは

疲れたときは甘いものが良い

というものです。

確かに疲れたときは脳のエネルギーが不足しているから甘いものを少し
たべるといいよなんて聞いたことがあると思います。

少量であれば問題ないと思いますが、
女性の皆さんの中には結構しっかり糖分を補給している人も多いと思います。

そうすると血糖値が急上昇して逆に眠くなってしまったりします。

この眠くなるのも糖尿病のサインではないかという意見もありますし、
一気に甘いものを摂るのは糖化を促進させてしまう可能性からしてもやめたほうが良いです。

今回お話したような果糖ならなおさら注意が必要ですね。

また脳が疲れたときは実は肝臓に蓄えられている中性脂肪が

ケトン体

というエネルギー源に変換され使われるのでそうそうエネルギー不足にはなりにくい
といわれています。

なので仕事中でも頭がボーッとしたとしても甘いものでエネルギー補給するより
少しストレッチしたり数分で良いので目を閉じて脳と目を休めたりしたほうが
良いかもしれません。

 

まとめ

今回は果糖とAGEsについてのお話をさせていただきました。

まとめていきますと

  • 果糖は果物に含まれている糖分だが、抽出物はお菓子や清涼飲料水に
    良く使用されている
  • 果糖はブドウ糖に比べて糖化スピードが10倍近く早いので糖化ストレスを促進しやすい
  • 果糖のほうが甘味が強くコストがかからないので良く使われている
  • 疲れたときに甘いものを食べるのは血糖値が上がりやすくなるので注意が必要

以上です。

甘いものがまわりまわって女性の薄毛につながるというのはにわかには
信じがたいですが、やはり食生活というのはとても大切ですね。

ただ今回お話した果糖が悪いのではなくあくまで抽出してあるものの
場合は糖化スピードが速く糖化ストレスを促進してしまうということを
覚えておいてくださいね。

冒頭でもお話したような果物のように食物繊維がある場合は
糖質の吸収も穏やかになるので血糖値も上がりにくく糖化スピードも緩やかに
なります。

それについては
果物は女性の薄毛に良い?クエン酸が抗糖化のカギになる
にてお話していますので参考にしてくださいね。

ありがとうございました。



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