更年期障害と糖化の関係-女性の薄毛だけでなく動脈硬化やアルツハイマーにもつながる

最終更新日: 2017年5月7日



糖化によって起きる動脈硬化やアルツハイマー

 

女性は40代前後くらいから女性ホルモン分泌量が
徐々に減少していき、世間一般でいうところの

更年期

に差し掛かります。

更年期に入ると体や心に様々な症状が現れるようになります。
それは当サイトのメインテーマである女性の薄毛も例外ではありません。

髪でいうならば細くコシがなくなり抜けやすく薄くなってきます。

また女性ホルモンというのは女性の美だけでなく健康にもとても
大きな影響力を持っており、これが減少することで様々な病気のリスクも
高まってきます。

そして更年期障害や病気のリスクは糖化によっても促進されてしまうことが
近年わかってきています。

というわけで今回は

  • 女性の更年期障害と糖化の関係について

お話をしていこうと思います。

 

糖化によってリスクの上がるもの

これからいくつかお話していきますが糖化で起きる老化現象でも少し
にたお話をしています。

ここでは

  • 動脈硬化
  • アルツハイマー
  • 骨粗しょう症

この3つについて絞ってお話をしていきます。

 

動脈硬化

皆さんもご存知の通り動脈硬化は血管が弾力を失い、詰まりやすくなることで
脳梗塞や心筋梗塞の原因になるとても厄介なものです。

女性ホルモンの減少によって血管の弾力が失われることでも起きる症状ですが、
糖化ストレスによっても促進されてしまいます。

では詳しく説明していきますと、

まず糖化によって影響を受けるのが

  • 血管
  • ヘモグロビン

です。

血管とヘモグロビンが糖化されることで血管が弾力を失い、
ヘモグロビンは機能低下するので常に酸欠状態になります。

これにより血流も悪くなるので直接的ではないにしろ女性の薄毛にも
影響してきます。

そして血管の劣化によって血管は傷つきやすくなります。
そうするとそこの傷口から悪玉コレステロールである

LDLコレステロールが侵入してきます。

これが動脈硬化の原因になるものでべったりと粘性のあるもので
プラークと呼ばれる血管の歯垢みたいなものです。

これがどんどん溜まることで血管はどんどん狭くなっていきます。

 

悪玉コレステロールも糖化される

そしてさらに怖いのが

この悪玉のLDLコレステロールも糖化されてしまうということです。

LDLコレステロールが糖化され、糖化LDLコレステロールになると
更に取れにくい頑固なプラークになってしまいます。

そこに免疫細胞などが退治しようと集まってくるのですが、糖化LDLコレステロール
を退治する際にこの免疫細胞まで糖化のダメージを受けると炎症物質である
サイトカインを放出するのでさらに血管はダメージします。

ご覧の通りの悪循環です。

 

対処法

対処法としては普段からの抗糖化はもちろんですが、コレステロールの元である
動物性脂肪の摂りすぎは避けたほうが良いです。

コレステロール値が高めの方はコレステロールが余ってしまうことでLDLコレステロールが
増えてしまうのでより動脈硬化のリスクが高まってしまいます。

血管は薄毛の改善においても非常に重要なファクターなので気を付けていただきたいですね。

 

アルツハイマー病

続いてはアルツハイマー病です。

こちらは薄毛とは関係ないですが、とっても怖い病気ですね。

「芸能人の名前が出てこない。」

というのなら誰でも良くありますし問題ありませんが、

「さっき起こったことが思い出せない。」

といった記憶障害などがアルツハイマー病の症状です。

この病気も糖化が引き金になってしまうといわれています。

 

老人斑がアルツハイマーの引き金

アルツハイマー病の方に見られる特徴として

老人斑

と呼ばれるアミロイドβタンパクという特殊なたんぱく質からできた
シミが多いといわれています。

これが毒性を持っているため脳の神経細胞を破壊してしまいアルツハイマーを
引き起こす原因になっているといわれています。

ですがこの老人斑が多くても発症しない方もいらっしゃいます。

それは脳の免疫細胞であるミクログリアという細胞がその老人斑を
退治してくれていることが主な要因であると考えられています。

 

ミクログリアが糖化されるとアルツハイマーの原因になる

ここで出てくるのが糖化ストレスなのですが、
このミクログリアが糖化の影響を受けることでサイトカインと呼ばれる炎症性物質を放出します。

この炎症性物質によって脳細胞がダメージしてしまうことも
アルツハイマーの発症の引き金になっているということがわかっています。

 

動脈硬化もアルツハイマーの原因に

またアルツハイマーの原因として脳の動脈硬化が原因で起きる場合があります。

先ほど動脈硬化でお話したように血管が詰まったり糖化したりするせいで酸素や栄養が
きちんと運ばれないこともアルツハイマーの原因になります。

また少しややこしいのですが、脳の神経細胞は複雑に絡まっており、
情報漏れや混乱を避けるために

ミエリン鞘

と呼ばれるカバーでおおわれているのですが、動脈硬化によって酸欠栄養不足になることで
このミエリン梢なるカバーが弱く薄くなってしまっているため情報の混乱が起きてしまうと
考えられていますし、下手をするとミエリン梢自体が糖化され劣化してしまうと考えれています。

 

対処法

対処法というと難しいですが、
やはり食生活などから糖化ストレスを減らしていくのが一番だと思います。

 

骨粗しょう症

女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで骨の新陳代謝が低下し、
骨密度が減少することで骨がもろく折れやすくなる症状ですが、
これも糖化によってさらに促進されてしまうといわれています。

骨の主成分はカルシウムですが、骨の中身は骨梁(こつりょう)と呼ばれる
コラーゲンタンパクが張り巡らされています。

そしてこのコラーゲンタンパクはとっても糖化されやすいので劣化しもろくなっていきます。
また間接にあるコラーゲンなども糖化されることでもろくなり骨同士が摩擦してしまうので
関節炎や関節痛の原因になってしまいます。

ちなみに骨の新陳代謝は

  • 骨芽細胞
  • 破骨細胞

の二つからなっており、骨をつくる骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞に分けられます。

この骨芽細胞が女性ホルモンの低下や加齢によって弱ってくるとバランスが崩れるため
骨がスカスカになってきます。

更にここに糖化の影響も加わるとさらに骨芽細胞による骨の新陳代謝が低下してしまい
骨がどんどんもろくなるという仕組みです。

 

対処法

対処法として骨の成分であるコラーゲンとカルシウムを摂ることですね。

後オススメは散歩です。

薄毛改善の為にも適度な運動として取り入れていただきたいのはウォーキングですね。
女性の薄毛改善のために取り入れるべき運動や効果的な方法とは?

適度な骨への刺激は骨芽細胞を刺激してくれるので骨の新陳代謝をアップすることに
つながります。

またウォーキングで紫外線を適量浴びることでビタミンDが合成されます。
これはカルシウムを吸収するうえで欠かせないビタミンなので、
10分程度の日光を浴びることもおすすめです。

ウォーキングの際に顔や首の日焼けに気を付けて足や腕で紫外線を浴びるように
してもいいと思います。

 

まとめ

今回は女性の更年期障害と糖化の関係についてお話していきました。

まとめていきますと

  • 更年期に入ると女性ホルモンの分泌量が減少する
  • それによって女性の薄毛だけでなく動脈硬化やアルツハイマー、骨粗しょう症などの
    リスクも高くなる
  • 日頃からの抗糖化がこれらのリスクを下げ女性の薄毛対策にもつながる

以上です。

さらに糖化だけでなく更年期による女性ホルモンの減少も同時に
おきてしまうとより女性の薄毛や抜け毛、髪質の変化などにもつながって
しまいますので今日からでも抗糖化を始めていただきたいと思います。

髪の糖化については
【重要】髪も糖化する?女性の薄毛や白髪の原因になるメカニズムとは
にてお話していますので参考にしてくださいね。



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