塩分の摂りすぎも女性の薄毛の原因になる!塩分と糖化の関係とは?

最終更新日: 2017年5月7日



塩分が糖化を促進させる

 

糖化ストレスとは余分な糖質によって起きる老化現象の
事なのですが、

女性の肌トラブルや薄毛や抜け毛の原因にもなる非常に恐ろしいものです。

そして今回お話したいのはその糖化ストレスに

塩分過多

が大きく関わっているということです。

というわけで今回は

  • 糖化ストレスと塩分ってどう関係あるの?
  • 塩分の摂りすぎを防ぐために気を付けるにはどうしたらいいの?

という点についてのお話をしていきますのでお付き合いください。

 

糖化ストレスによって起きる細胞の炎症について

糖化ストレスと塩分の関係について知る前に
糖化ストレスによって細胞が炎症を起こすメカニズム
についてお話していきたいと思います。

糖化ストレスを簡単におさらいしていきますと

糖質 + 脂質、タンパク質 = 糖化

という形で表せます。

この糖化によって余分な糖質とタンパク質などが結合することで
細胞の劣化や老化が起きるのですが、
更には細胞の炎症なども一緒に起こしています。

 

なんで細胞の炎症が起きるの?

この炎症のため肌がくすんで見えたり、肌荒れなどがより進行してしまう
のですが、この炎症はなぜ起きるのでしょうか?

少しややこしい話になりますが、
細胞の表面には

RAGE(レイジ)

と呼ばれる受容体(レセプター)が存在します。

このRAGEは特に糖化によって生成される物質AGEsと呼ばれる悪玉物質と
結びつきやすいといわれています。

そのRAGE受容体にAGEsが結合すると、その刺激により

サイトカイン

と呼ばれる炎症性物質を放出します。

本来サイトカインは体に入った異物などを攻撃するためのものなのですが、
AGEsによって放出されたサイトカインによって周りの細胞は炎症を起こし
劣化、老化していってしまいます。

痛みなどを感じるような炎症ではないですが、その炎症は確実に進行していきます。

これは肌表面で起きると肌トラブルにつながりますし、地肌や毛根にある毛乳頭などで
炎症が起きることで髪の毛がちゃんと成長せずに抜けやすくなる、さらには薄毛へと
つながっていきます。

これが糖化と女性の薄毛との関係性です。

【重要】髪も糖化する?女性の薄毛や白髪の原因になるメカニズムとは

また体内では免疫細胞の中でも異物を退治のための細胞である
マクロファージは特にAGEsと反応しやすく炎症を広げてしまいます。

この炎症反応により、糖化ストレスによって最終的にたどり着く

糖尿病

またそれによる合併症である

  • 腎症
  • 網膜症
  • アルツハイマー
  • 動脈硬化

などは進行してしまうといわれています。

 

塩分と糖化との関係について

すこしややこしいお話でしたがなんとなく糖化と細胞の炎症
についてお分かりいただけたと思います。

ではようやく本題に入っていきますが、
塩分過多と糖化ストレスはどのような関係があるのでしょうか?

最近の研究では過剰な塩分を摂ることでAGEsとRAGEの結合を促進させてしまう

ということがわかってきています。

つまり

塩分過多は糖化を促進させてしまう

ということになり女性の薄毛の原因にもなってしまいます。

またその際に新たに活性酸素が生み出されるのでより体が酸化、老化されてしまいます。

まさに酸化と糖化とダブルパンチです。

 

1日の塩分摂取量はどれくらいが良いの?

では1日の塩分の摂取量はどれくらいが良いのでしょうか?

厚生労働省の推奨している塩分量は

18歳以上のナトリウム(食塩相当量)の目標量が

  • 男性9,0g/日未満
  • 女性7,5g/日未満

といわれています。

ですが近年の調査によると

7,5g以下に塩分を抑えている女性は全体の29,8%
7,5g以上の塩分を摂取している女性は70,2%

となっています。

厚生労働省のデータなどを見ても

年々減少傾向にはあるもののやはり塩分を過剰に摂取している傾向にあるようです。
更には2015年からは塩分の摂取目標量が

  • 男性8,0g/日未満、
  • 女性7,0g/日未満

と低めに変更されました。

ちなみにWHOでは5g以下を目標量としており、やはり日本人は
高めに設定あるようです。

日本人の食生活は昔から海草類や海産物を食べることが多いので
塩分過多になりやすい傾向にあります。

  • 外食が多い
  • コンビニ弁当などが多い
  • お酒のおつまみをよく食べる
  • ラーメンをよく食べる

といった方は塩分の摂りすぎになっているかもしれないので
注意が必要ですね。

 

塩分過多は女性のむくみの原因にもなっている

また塩分の過剰摂取は

むくみ

の原因にもなっています。

というのも塩分に含まれるナトリウムが余計な水分まで
ため込んでしまうのでむくんでしまうのです。

「朝起きたら顔がむくんでどうしよう…。」

という経験がある女性も多いことかと思いますが
もしかしたらそれは塩分の摂りすぎによるものかもしれません。

 

塩分を摂りすぎないために気を付けること

ではこれら糖化ストレスやむくみの原因になる塩分の摂りすぎを
防ぐためには何に気を付けたらよいのでしょうか?

 

塩分の多い食べものに気を付ける

途中お話したような

  • 外食
  • コンビニ弁当
  • ラーメン
  • スナック菓子

などは塩分を多く含みますので注意が必要です。

また日本人の場合

  • 漬物

といったものも良く食べる機会がありますがこれも
塩分がおおいので注意が必要です。

また最近CMでもみかけるような経口補水液のOS1。

これも飲み過ぎると塩分過多になるので注意が必要です。

またアクエリアスやポカリスエットなどの清涼飲料水も
飲み過ぎると塩分だけでなく糖分の摂りすぎにも
つながるので注意が必要です。

 

塩分を排出する食べ物を取り入れる

また余計な塩分やナトリウムを排出する食べ物を
食べるというのもおすすめです。

 

カリウムを含む食品
  • 納豆
  • 豆腐
  • スイカ
  • キュウリ
  • バナナ
  • トマト

など他にも様々ありますが比較的食べやすいものを
挙げてみました。

特にバナナなんかはお手軽ですし栄養価も高いので
オススメですよ。

 

シトルリンを多く含む食品

シトルリンは

  • スイカ
  • メロン
  • キュウリ

などのウリ科の植物に多く含まれているもので
余計な塩分を排出してくれます。

特にスイカには多く含まれていますので
オススメですよ。

 

クエン酸を多く含む食品

クエン酸を多く含む食品には

  • レモン
  • グレープフルーツ
  • 梅干し
  • アセロラ
  • ローズヒップ

などが挙げられます。

クエン酸はいわゆる酸味を感じる食品に多く
含まれています。

特に柑橘系などはクエン酸を多く含んでいるだけでなく
ビタミンCなども多く含んでいるので女性には特におすすめです。

また果物の場合は食物繊維も多く含んでいるため
一気に血糖値が高くなるのを防げるので抗糖化にも良いです。

詳しくは
果物で女性の薄毛を改善?クエン酸が抗糖化のカギになる
にてお話していますので参考にしてくださいね。

また梅干しはクエン酸も多く含みますが塩分も多いので食べすぎには注意が必要ですね。

 

まとめ

今回の話をまとめると

  • 糖化によってできるAGEsと受容体であるRAGEが結合することで細胞で炎症が起きる
  • 過剰な塩分がよりAGEsとRAGEの結合を促進させ糖化を進行させる
  • 厚生労働省は2015年から塩分摂取目標量をさらに低く設定し直している
  • 塩分の排出を促す食品を取り入れることも抗糖化につながる

以上です。

抗糖化というくらいなので塩分が関わってくるというのは調べていて
意外でした。

こういった面からも女性の薄毛というものを考えていかなくては
いけませんね。

是非参考にしてください。

ありがとうございました。



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