お酒と糖化と女性の薄毛-アルコールでも糖化は進行する

最終更新日: 2017年5月11日



お酒の飲み過ぎと女性の薄毛と糖化

 

さて以前生活習慣の乱れが女性の薄毛の原因になっているという記事にて
飲酒と女性の薄毛との関係にも少し触れているのですが、

実は飲酒は糖化ストレスともとっても深い関係があり
女性の薄毛の原因にもつながってしまいます。

糖化ストレスについて簡単におさらいすると

糖質 + 脂質、タンパク質 = 糖化

という形で表せるのですが、余分な糖質と体の中の脂質、タンパク質
が結びついてしまうことでメイラード反応という焦げる反応が起きます。

これによって体は老化してしまうというものです。

というわけで今回は

  • アルコールと糖化ストレスはどのような関係があるのか?
  • お酒を楽しむ為に気を付けることとは?

というのをテーマにお話していきたいと思います。

 

アルコールと糖化はどんな関係があるの?

日本酒やビール、発泡酒といったものは酒類の中でも比較的多くの
糖質を含みます。

ですがお酒に含まれるアルコールというのは体内での代謝が早く、
血糖値もあまり上がらないという特徴があります。

特にウィスキーや蒸留酒などは糖質を含まないので一見糖化とは
全く関係無いように勘違いしてしまいます。

確かに良く

ビールや日本酒は太るから焼酎やウィスキーのほうが良い。

なんてことはよく聞きます。

確かに糖質やプリン体などを考えると焼酎などのほうが良いように感じますが
実はそんなに簡単なものではないようです。

 

アルコールが体内で分解される経緯

ではアルコールと糖化ストレスの関係について
お話していく前にアルコールの体内での分解を簡単に説明していきますね。

 

①胃腸から吸収

まずアルコールを摂取すると胃腸から吸収されて
肝臓に入ります。

 

②肝臓で一度分解される

肝臓に入るとアルコール脱水酵素によってアセトアルデヒドという
物質に分解されます。

このアセトアルデヒドによってお酒に酔っている状態が現れます。

例えば顔が赤くなったり、吐き気がしたりが挙げられます。

 

③再び全身をめぐり肝臓へ

アセトアルデヒドが全身をめぐりもう一度肝臓に入ると
アセトアルデヒド脱水酵素によって酢酸になり、やがて
水と炭酸ガスになって排出されます。

 

という工程で体内でアルコールは処理されていきます。
アセトアルデヒドが糖化とそっくりな反応をする
そしてアルコールの分解の過程で出てきたアセトアルデヒド

皆さんもテレビなどで聞いたことがあるかもしれませんが、
これが今回のキーワードですね。

このアセトアルデヒドはたんぱく質と結合することで糖化とそっくりの反応を
起こしAGEsを発生させます。

冒頭お話したような反応ですね。

このAGE蛋白糖化反応最終生成物【たんぱくとうかさいしゅうせいせいぶつ】
とよばれるもので細胞を劣化、老化させてしまう物質です。

このAGEsが発生するということは

アルコールを摂取することで確実に糖化は進行してしまう

と言えますね。

そしてその糖化の対象はもちろん頭皮や毛根も例外ではありませんので
これから生えてくる髪の毛は糖化されてしまい女性の薄毛や抜け毛につながってしまいます。

これがアルコールと女性の薄毛との関係です。

 

睡眠の質の低下にもつながる

またお酒は

睡眠の質の低下にもつながります。

睡眠がきちんととれていないというのは女性の育毛を
すすめていくうえでかなり致命的で女性の薄毛の原因になります。

睡眠時には成長ホルモンという体の細胞を修復してくれる
物質があるのですが、髪の毛を作る毛母細胞も例外ではありません。

睡眠の質が落ちることで

  • 成長ホルモンが上手く分泌されない
  • それによって毛母細胞もうまく活動できない
  • 髪の毛がきちんと作られなくなり細く弱い毛になってしまう
  • 女性の薄毛、抜け毛につながる

といったことが起きますので注意が必要です。

少量のお酒であれば眠りに入りやすくなりますが、
多量になると眠りが浅くなってしまうので
これからお話する【適量】を心がけてくださいね。

睡眠と女性の薄毛の関係については
睡眠不足と女性の薄毛の関係-睡眠の質をアップさせるための8つのこと
にてお話していますので一緒にご覧いただけたらと思います。

 

どのくらいの量がちょうどよいのか?

では話をお酒に戻しますが、お酒は全く飲んではいけないのでしょうか?

また、よく適量ならお酒は体に良いよといわれますが、いったいどれくらいの量が
適量なのでしょうか?

アルコール量は約20gまで

http://www.sapporobeer.jp/tekisei/kenkou/susume.html

↑はサッポロビールの公式HPになるのですが、お酒の適量について
書いてあります。

一応目安としては

  • ビールなら中ビン1本
  • 日本酒なら1合
  • ウィスキーならダブル1杯
  • ワインなら1/4本

くらいと目安はあるようですが、
アルコール量でいえば約20gといわれています。

ただアルコールを分解できる力にはそれぞれ個人差があります。

お酒に弱い方へのアルコール20gと
お酒に強い方へのアルコール20gでは体への影響も
ずいぶん変わってきますので自分の体質に合わせた量に調整してくださいね。

ただ強いからと言って20gを超えるのはあまりよろしくないかと思います。

また女性の場合はその20gよりも少ないほうが良いとも言われていますので
良くお酒を飲むという女性は注意が必要です。

 

休肝日を作ることも大切

また休肝日はもちろん作ったほうが良いです。

毎日ビール1本くらいなら毎日大丈夫じゃないの?

と思うかもしれませんが、
少量でも全く休みなくアルコールを処理し続け無ければならないのは
肝臓にとってはかなりの負担になってしまいます。

皆さんも短時間とはいえ週7日毎日職場に行くのは嫌ではないですか?

少し例えばおかしいかもしれませんが、
毎日働きすぎるとおかしくなってしまいます。
ということですね。

目安としては

最低でも週に2日は休肝日を作るようにしましょう

私たちの土日休みと同じようなものですね。

ただ最低でも2日なのでそれ以外に無理に飲む必要はありませんよ。

 

お酒のおつまみにも注意が必要です

またアルコール量だけでなくお酒のつまみの食べすぎにも
注意が必要です。

お酒のつまみというのは

  • 塩分が多い
  • 油っこいものが多い
  • 味が濃いものが多い

という特徴があります。

締めのラーメンなんかもこれに当てはまりますね。

塩分の摂りすぎも実は糖化に大きな影響があり、
糖化を促進させて細胞を老化させてしまうということが分かっています。

特にお酒を飲みながらだとついつい食べ過ぎてしまいますので
塩分過多につながりやすいですし、
女性の場合肥満の原因にもなりかねません。

また塩分を摂りすぎると塩に含まれるナトリウムが
本来であれば体外に排出しなければいけない余計な水分まで抱え込んでしまい、
むくみの原因にもなります。

なので女性の皆さんも経験あるかと思いますが、

飲み会などの次の日は

  • 肌の調子がボロボロ
  • 顔がむくんでいる

などアルコールと塩分のダブルパンチで最悪だと思います。

お酒だけでなくこうした点も気を付けなければいけませんね。

詳しくは
塩分の摂りすぎも女性の薄毛の原因になる!塩分と糖化の関係とは?
にてお話していますので参考にしてくださいね。

 

まとめ

今回は飲酒と糖化、そして女性の薄毛との関係についてお話していきました。

まとめていくと

  • アルコールの分解によってできるアセトアルデヒドがたんぱく質と結合して
    糖化とよく似た現象を起こしてしまう。
  • アセトアルデヒドによって糖化が起きるとAGEsが発生するので、
    毛母細胞も糖化され女性の薄毛につながってしまう
  • アルコールによって睡眠の質が低下することも
    女性の薄毛の原因につながってしまう
  • アルコールの適量を守って飲酒を楽しむことが大切
  • いくら少量でも毎日飲むのではなくきちんと休肝日を作ることも大切
  • 塩分の摂りすぎも糖化を促進させてしまうので、
    お酒と一緒に食べるおつまみにも注意が必要

以上です。

晩酌をするという女性も多いとは思いますが、
適量や休肝日などに注意しながらお酒を楽しんで頂けたらと思います

ありがとうございました。



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