津液の考えと女性の薄毛-体の水分が不足すると女性の薄毛につながる?

最終更新日: 2018年1月29日



津液のイメージ画像

 

東洋医学における大きな3つの体の構成要素として

  • 気(き)
  • 血(けつ)
  • 津液(しんえき)

と呼ばれる物があります。

気や血については
気の考えと女性の薄毛-気が弱ると女性の薄毛につながる?
血(けつ)の考えと薄毛-血の不調は女性の薄毛にもつながる
にてお話してますので今回は

津液について

お話していきます。

またこの津液も女性の薄毛にも関係してきますので、
今回は

  • 津液について
  • 津液と女性の薄毛の関係について

というテーマでお話していきたいと思います。

 

津液について。津液って何?

さてではこの津液とはいったい何なのでしょうか?

まず【気】というのは目に見えないエネルギー源のようなもので、
【血】というのは全身をめぐり栄養をおくる液体のことです。

そして【津液】というのは

血以外の水分すべてのこと

を指します。

また【津】と【液】というのは別のもので

  • …粘りがなくさらっとした液体で体温調節をしている水分です。
    尿や汗などがそれに当たります。
  • …体内を潤す粘性のある液体で体の髄や骨を潤す機能があります。
    体表面で言うと目、鼻、口などの粘膜などを指します。

このように分けることができます。

なんとなく

「体の水分の事ね。」

と分かっていただいたらOKです。

 

津液の役割について

そして津液の役割としては

  • 間接を滑らかにうごかす作用
  • 脳髄や骨髄を潤す作用、汗、鼻水、涙、よだれ、つばといった五液
  • と呼ばれるものを生成する作用
  • 全身を潤し髪や肌をつややかにする作用

などがあります。

なるほど。
髪や肌のツヤにも大きく関係してくるのですね。

 

津液の作られ方

ではこの津液とはどのように作られているのでしょうか?

津液は主に水穀の精微、つまりは摂取した食べ物や飲み物から
水分が分離され津液になっていきます。

 

津液の流れ

また小腸と大腸で消化吸収され津液が取り出された後、脾臓に送られます。

脾臓に送られた津液は脾臓の作用により肺に送られます。

その後肺の作用により全身をめぐります。

腎の作用によって体を巡った津液は腎に回収され最後は尿として排出されます。
これが津液の一連の流れになります。

まとめてしまうと

全身廻ったら体外に出ます!

これくらいの感覚でもOKです。

本題はこれからですね。

 

津液の不調と女性の薄毛の関係

そしてこの津液に異変が起きてしまうと女性の薄毛にもつながってしまうんです。

では津液の不調にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

①内燥

津液の量が不足している状態のことです。

津液の生成不足や過剰な消耗などにより起きます。

  • 肌や髪の毛の乾燥
  • のどや鼻、口の渇き
  • 関節の異常

などが症状として現れます。

女性の薄毛で言うと肌や髪の乾燥というのは大きなポイントだと思います。

分かりやすく

津液=水分

と考えると、
水分不足で地肌や髪が乾燥するという考えがしっくりくると思います。

 

②内湿

津液が部分的に過剰になっている状態のことです。

  • めまい
  • 吐き気
  • 腹水がたまることでの食欲不振やむくみ

などが症状として現れます。

これもわかりやすく考えると水分の摂りすぎと考えると
分かりやすいと思います。

 

③湿熱

湿の状態が長期的に続いたり、熱を帯びた状態を言います。

  • 暑がり
  • 汗っかき
  • 顔の吹き出物
  • 口が渇く
  • 膀胱炎
  • 大腸炎

などの症状がみられます。

熱がこもっている状態ですね。

体が火照ったり、常に暑いという方は
このタイプかもしれませんね。

 

以上が津液の不調です。

ではこれが薄毛とどう関係があるのか考えていきましょう。

特に注目したいのは【内燥】【湿熱】

 

内燥タイプの場合

これは肌や髪の乾燥に影響するとありました。

肌の乾燥は頭皮の乾燥と同じです。

頭皮の乾燥というのは頭皮トラブルの原因になるものなので
女性の薄毛や抜け毛の原因になります。

 

湿熱タイプの場合

湿熱タイプの女性は熱がこもっている状態でしたね。

湿気がたまりやすく熱もこもるので
頭皮の油が多い状態になりやすく頭皮環境が荒れやすいです。

つまりは頭皮トラブルの原因になります。

 

以上の2つのタイプは女性の薄毛につながる可能性があります。

また津液を司っているのは腎臓なので津液に異常がある場合
腎臓にも負担がかかると考えられます。

東洋医学では腎臓は髪の毛をつかさどっているので
腎臓の不調は女性の薄毛につながると考えられています。
【重要】腎臓と女性の薄毛の関係-腎が弱ると薄毛になるって本当!?

 

津液の不調にはどう対処したらいいの?

気や血と同じように津液の不調にも漢方薬を用いることが
多いです。

内燥タイプの場合はこまめに水分を摂ると良いといわれていますが

問題は湿熱です。

体の中から冷やせといってもなかなか難しいのでここで漢方を用います。

 

しかし!

 

数ある漢方の中からどれが良いかなんんて分からないですよね?

ただここでお話すると非常に長くなってしまうので

薄毛に悩む女性にオススメの漢方薬って何?体質に合わせた選び方や飲み方について

こちらにまとめています。

津液の不調だけでなく血や気、腎の不調にオススメの漢方の紹介していますので
参考にしてくださいね。

 

まとめ

今回は津液と薄毛の関係性についてお話していきましたが
まとめていきますと

  • 津液(水分)が不足することで髪や地肌が乾燥するため、
    頭皮トラブルや女性の薄毛や抜け毛の原因になる
  • 湿熱タイプは熱がこもることで頭皮環境が荒れやすく女性の薄毛の原因になる
  • また津液をコントロールする腎臓は髪を司る臓器なので津液の不調により
    腎臓に負担がかかることで女性の薄毛につながる

以上です。

途中お話していて津液は水分と置き換えると分かりやすいと思って
変えています。

若干本来の意味と変わってくるかもしれませんが、
なんとなくわかってもらえたらOKです。

今回は以上です。

また他にも

も一緒に参考にしてくださいね。

ありがとうございました。



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